90年にわたる地域医療への貢献。

飯塚病院
よりよい病院運営の実現を目指して。
飯塚病院

飯塚病院は大正7年以来、開設者麻生太吉翁の「群民のために良医を招き、治療投薬の万全をはからんとする」という開設の精神のもとに地域医療を支え続け、現在では1,116床、39診療科・部、約2,000人のスタッフを有し、外来患者約2,000人、入院患者約900人で、救命救急センターでの救急搬送約20件を受け入れる、全国屈指の急性期病院となりました。(患者数はいずれも1日あたり)

地域医療支援病院、救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院などに認定されており、全スタッフが「We Deliver The Best.~ まごころ医療、まごころサービス、それが私たちの目標です~」という経営理念を実践し、地域の基幹病院として日々の診療を行っています。

教育

平成元年より医師臨床研修を開始しました。指導体制や教育環境などが評価され、研修人気病院として全国的に高い評価をいただいています。平成24年度からの研修先を決める「医師臨床研修マッチング中間公表」では、全国の市中病院(大学病院以外の病院)の中で5番目に高い人気でした(研修先として1位希望に挙げた学生の人数によるランキング;日経メディカルオンラインによる集計)。

海外の一流病院との提携により、高い水準の教育環境を用意しています。平成21年からはアメリカのピッツバーグ大学メディカルセンターと研修教育契約を締結し、同センターの医師が定期的に来日して若手医師を指導する指導医への教育を行っています。

看護師教育も盛んで、経験年数やキャリア志向に応じた教育プログラムが用意されています。認定看護師の資格取得も全面的にバックアップしており、2011年10月時点で16名の認定看護師が存在します。

医療の質

平成4年にTQM(Total Quality Management)活動を導入、QC(Quality Control)手法を用いた改善活動により、医療の質とサービスの向上に継続的に取り組んでいます。また、平成20年にはISO9001の認証を取得、そして平成22年からはLean Managementも試行的に導入し、改善活動の手法そのものも日々進化させています。

医療安全推進にも注力しており、早稲田大学や東京大学との共同研究などにより、不具合情報の即時収集と、不具合を個人の問題ではなく組織の問題として対策を講じていく体制とシステムを確立しています。

平成23年からは、これらの活動の更なる活性化および指導者の育成などを目的に、QC・ISO・Lean・Safetyのそれぞれの領域での活動実績に応じて「ゴールドベルト」「シルバーベルト」取得者として表彰する制度を開始しました。

健全経営

株式会社立の病院である強みを活かし、企業経営のノウハウを病院経営に取り入れ、前述の改善活動のみならず、事業計画制や目標管理制度の導入などを行い、20年以上黒字経営を続けています。

地域とともに

地域医療支援病院として、地域医療機関との診療連携を積極的に進めています。平成19年からは地域連携パスの運用を開始、地域完結型医療の実現に向けたネットワーク作りを進めています。

地域医療の崩壊を防ぐため、平成22年には地域医療サポーター制度を立ち上げました。地域住民のみなさんに、病気の予防と適正受診を呼びかけ、そのために必要な知識を提供する「地域医療サポーター養成講座」や、地域医療の問題点の改善策を医療者とサポーターが共に考える「サポーターズミーティング」を開催しています。

診療以外にも、様々な地域イベントを通じて地域交流を行っています。飯塚の夏の風物詩ともいえる飯塚祇園山笠や、遠賀川河川敷の美化活動などに多数の職員が参加しています。

医療事業開発部
病院運営・経営ノウハウを活用し「社会システム変革への貢献」を実践しています。
医療事業開発部

飯塚病院や提携病院の運営現場で培ったノウハウを駆使して、「医療サービスの質の向上」と「健全経営」を両立させることで、地域における安心インフラとしての病院の維持存続に貢献します。

医療デューデリジェンス事業(コンサルティング)

病院現場での経験豊富なスタッフが、プロの目で対象病院様を取り巻く環境を見極め、同時に対象病院様の経営資源を客観的に評価し、最適な健全化策を織込んだ将来キャッシュフロー分析を中心とした医療デューデリジェンスを実施します。

また、対象病院様の現場スタッフへも働きかけながら理解を深めて頂くことにより、より実現性の高い目標を設定し、実行に向けての最適なアクションプランを立案。その実行段階においても環境変化へのアジャストまで包括的にサポートします。

病院管理運営サポート事業

病院PFI、公設民営をはじめとした官民の病院運営を受託し、受託病院の運営・経営の健全化を強力に推進します。

病院コンサルティング事業部
よりよい病院運営の実現を目指して。
病院コンサルティング事業部

私たち病院コンサルティング事業部は、スタッフ全員が医療現場を経験してきたプロの集団です。ただ単に、経営のみを追求するのではなく、医療そのもののレベルアップはもちろん、患者様の満足、職場としての病院内の環境なども視野に入れ、病院そのものをトータルに改善していくことをモットーとしております。病院様の良きパートナーとして、多様なニーズに柔軟に対応しながら、私たちのこれまでの実績とベンチマークによる情報収集を駆使した提案は、必ず新たな活力と健全経営に向けての多くのメリットをもたらすものと自負いたします。

医療環境調査

地域医療ニーズを把握するための外部環境調査(人口動態・医療需要予測)、病院内の医事や財務等の各種データ分析や外来・入院患者の実態(属性、他病院との連携状況、入院経路、入院患者の看護度・生活度、など)調査、患者・スタッフの満足度などの内部環境調査を実施します。

改善計画策定

まずは、病院としてどのような方針を打ち出すのかが重要です。更にはその実現に向けて、各種調査結果から明確になった問題・課題に対し、病院としての優先度を考慮しながら、具体的な改善項目や目標値、スケジュール等を盛り込んだ改善計画を策定します。

各種プロジェクトの活動実行支援(協働)

策定された計画が単なる計画に留まることなく、実際の改善活動が実施され、その効果が数値として現れるように実際の改善活動を病院のスタッフの方々と協働で取組みます。活動の成果をあげるための院内体制の整備を始め、各種活動の進捗管理やデータ・資料の提供、会議参加などを行い、確実に成果を出せるよう活動を支援していきます。
これまでの実績としては、病棟再編や診療科再編、各診療科の目標管理等による増収関連項目、委託や材料費の適正化などコスト削減項目、患者・職員満足度向上やTQM導入支援など医療の質・サービス向上、病院幹部会の運営見直し等の経営基盤の整備など多岐にわたる活動支援を行なっております。

病院の建替え等の推進支援

病院建替えにおいては、将来構想や運営計画の策定から、設計、建築に至るまで様々なプロセスをしっかりと管理していくことが重要になります。また、情報システム体系の構築や医療機器の導入なども大きな課題になります。
私たちは、これまでの病院運営の経験に基づき、これらの一連のプロジェクト管理をしっかりとサポートしていきます。

PFI事業
病院運営・経営ノウハウを活用し「社会システム変革への貢献」を実践しています。
病院運営・経営ノウハウを活用し「社会システム変革への貢献」を実践しています。
PFI事業

私たちは、我が国でも1999年に法が整備された社会資本整備の民営化事業(Private Finance Initiative)に取り組んでいます。PFI事業は、政府や自治体の公共部門が対応してきた公共施設などの整備を、官民役割分担のもとに民間の資金や能力、ノウハウを活用することでより効率的に行おうとする新しいビジネススキームです。

従来は公共から業務ごとに、年度ごとに、仕様を定めて入札が行われていたものが、PFI事業では施設の設計から建設、建設後の施設の維持・運営までを一括して、性能発注により、長期契約(15~20年間)で入札が行われます。私たちは公共施設の中でも、病院運営・経営の実績とノウハウを背景に特に病院のPFI事業に、日本を代表する大手商社、スーパーゼネコン、設計会社、医療関連サービス会社の皆さんとコンソーシアムを組み取り組んでいます。
今後は、病院PFI事業以外にも、地元のPFI事業にも積極的に取り組んでいきます。

〈参画している病院PFI事業〉
東京都「がん・感染症センター都立駒込病院整備運営事業」
総事業費:約1,861億円 事業期間:約19年間
神戸市「神戸市立中央市民病院整備運営事業」
総事業費:約1,024億円 事業期間:約33年間
京都市「京都市立病院整備運営事業」
総事業費:約896億円 事業期間:約18年間
福岡市「新病院(福岡市こども病院)整備等事業」
総事業費:約155億円 事業期間:約19年間